坂口厚生大臣による、社会保険庁の抜本的組織改革を断行すべく、
その思案が示され、長官に初の民間人起用が打ち出された。
以下に述べることは、あくまでも一個人として感ずることであり、
非難中傷を目的にした意見ではないことを冒頭にお断りする。
私も仕事がら、労務関係の諸手続きや何やらで出先の機関にお邪魔
する機会がある。特別ここの役所が、事務所がということを名指しで
言おうというものでもない。一般的に、今の世の中法社会であるため
に法律で様々多岐にわたり規制することにより、結論すれば、個人経
営の会社のような小回りがきかないということである。すなわち、国
民に対してタイムリーなサービスができない体制となっていることで
ある。大きな注目すべ法令改正などは、あまり問題にならないと思う
が、あまりニュースにならない、些細とも思いがちな、さしあたり一
部の方だけにしか該当しないような事柄などは、地方に浸透していく
までに、時間がかかる場合など、様々なケースが考えられるるように
感ずる。
外国人の住民票登録の例など、市町村によってまちまちであったり
徹底されていない。制度がが実施されている市町村からそうでない市
町村へ引越ししたらどうなるんであろうか。
もうひとつ、年金保険料未納の件については、これは明らかに、国
と地方の国民の年金制度加入義務に関しての管理体制不十分さからく
るもので、会社などで事務をとっているものであれば誰もが感じてい
ることである。年金基礎番号に一本化された時に、未納を未然に防ぐ
管理体制ができあがっていなければならなかったのではないだろうか。
政治は、あくまでも国民の目線に立った、上部だけでなく下部ある
いは最先端の状況を熟知しながら、組織改革を断行していただきたい。
ある意味で、民間人による長官の誕生は、官僚の目線から、かつ、
さらなる民間の目線からの改革・整備にあたられることを期待する。
最後に似た課題は、厚生労働省だけにとどまるものではないことを
知っていかなければならないと思う。
あいからわらず、説明が下手でくやしいが、意図することをなんと
か汲んでいただけますよう念願する。
2004.7.9記
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